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「魔法少女おっさん」第2稿
          ペラ換算15枚

  登場人物

おっさん
  正義の魔法少女に変身するおっさん

魔法少女
  おっさんが変身した女の子

ケンくん 高校生
  魔法少女おっさんに助けられる

ひよこ 女性
  おっさんに魔法の力を授けるヒヨコ
  人間の呪いでヒヨコの姿にさせられた魔女の化身

ヒヨコ
  ヒヨコはヒヨコ

いじめっこA,B,C 高校生
  Cがリーダーか

おばさんたち
  近所のおばさん

露天商
  怪しい


○のどかな公園 昼
  誰も座っていないベンチ。
  新聞と求人誌が一部ずつ置いてある。
  新聞には暗い見出しが並んでいる。
『自殺者急増 ××銀行倒産 女児誘拐殺人』
おばさん「○○さんとこの息子さん、亡くなったんですって」
おばさん「なんでも自殺ですってねえ」
おばさん「いじめられてたのかしら」
おばさん「かわいそうに」

○橋の下の怪しげな露店
  おっさんの手にひよこが一羽乗っている。
  おっさんの顔は涙で濡れている。
ひよこ「しょぼくれた顔してるわね!」
  おっさんたじろぐ。
ひよこ「アタシは魔女よ。人間の呪いでヒヨコの姿にさせられちゃってるの」
おっさん「魔女?」
露天商「一羽200円だよ」
ひよこ「あなた、魔法少女になりなさい」

○繁華街の外れな感じ 夕方
  おっさん歩きながら胸ポケットのひよこと、
ひよこ「信じてないの?」
おっさん「いや、魔女っ子なら女の子に頼めばいいじゃないっすか」
ひよこ「今時の少女には夢も希望もありゃしない。魔法少女になれないのよ」
  ビルの隙間の路地から怒声が聞こえる。
  覗くと、ケンくんがカツアゲされている。
ひよこ「あなたは世の中を憂いていた。魔法を使えば」
おっさん「あの男の子を助けられるのか?」
  おっさんが不思議な光に包まれる。

○路地 夕方
  ケンくん、いじめっこ達にいじられている。
ケンくん「やめろよーかえせよー」
いじめっこA「ほら動くんじゃねーよ」
いじめっこB「うひゃひゃこいつこんなに金持ってんぜー」
  そこへ魔法少女現る。
魔法少女「止め給え君達!」
  一同振り向く。
魔法少女「天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ、魔法を使えとヒヨコが呼ぶ。知らざあ言って聞かせやしょう。魔法少女山田源三たぁあっしのことでえございやす」
  いじめっこB、魔法少女に近づく。
いじめっこB「あんだてめー」
魔法少女「その子のサイフを返しなさい! さもなくば・・・」
いじめっこA「あ? てめーに関係ねえんだよ」
魔法少女「マジカルシューターを食らいなさい!」
  魔法少女、マジカルステッキを構える。
いじめっこA&いじめっこB「……はぁ?」
いじめっこC「こいつやべえよ。おい行くぞ」
  いじめっこC歩いて立ち去る。
  いじめっこAは舌打ちして、いじめっこBはケンくんにツバを吐いてから続く。
    × × ×
魔法少女「はい」
  魔法少女、ケンくんにサイフを渡す。
ケンくん「誰だよあんた」
魔法少女「正義の味方、魔法少女です(キラ☆)」

○人通り少ない夜道
  変質者が現れ、女性を襲おうとする。
  そこに魔法少女のドロップキック炸裂。
魔法少女「マジカルキック! この町の平和は魔法少女の私が守ります」
  女性悲鳴を上げる。
ひよこ「魔法があれば世界を良くしていけるわ」

○コンビニ
  女子高生、商品をこっそり自分のカバンに入れようとすると、その手を魔法少女が掴む。
魔法少女「悪の道に走ってはいけません。ご両親がなんと思うか」
  女子高生がわめき、店員が慌てふためく。
    × × ×
  警官2人に引きずられていく魔法少女。
魔法少女「ちょーっと、捕まえるのは私じゃなくて」
警官「はいはい、署で聞くからねー」
ひよこ「だけど、誰も魔法を信じない」

○混んでるマック
  青年、レジ前に並んだ列に割り込もうとする。
魔法少女「自分勝手は許しません! ちゃんと列に並んでください!」
青年「(舌打ち)っせーな、くそじじい」
  青年立ち去り、魔法少女立ち尽くす。
  周囲の人はそれをお構いなし。
ひよこ「それが人間が私たちにかけた呪いなのよ」

○高架下 深夜
  電車が頭の上をガタンゴトン。
  暗い高架下に酔っ払った魔法少女とゲロとポイ捨てゴミが散らかっている。
ひよこ「だからあなたは、魔法を使えない」
  通りすがりのケンくん、魔法少女を見つけ、
ケンくん「こんなとこで何やってんだあんた」
魔法少女「ヒック、わらひは魔法少女・・・」
ケンくん「魔法少女ならこんなとこで酔いつぶれてんじゃねえっつの。しっかりしてくれよ」
  ケンくんが魔法少女に肩を貸し立たせる。と、悲鳴が響く。
  いじめっこ達が女の子を担いで、騒いでいる。
ケンくん「あれやべーって。おい魔法少女だろ、なんとかしてくれよ」
魔法少女「ムリだよ。私魔法使えないもん……」
ケンくん「俺は魔法なんか無くてもやるぞ!」
いじめっこ「んだこら!」
  ケンくんいじめっこ達に突撃。撃沈。
ケンくん「天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ、魔法を使えとヒヨコが呼ぶ」
  ケンくん浮上、突撃、轟沈。
ケンくん「知らざあ言って聞かせやしょう」
  ケンくんボロボロ。魔法少女ゲロを拭い、
おっさん「魔法少女山田源三たぁあっしのことだい! マジカルシュートォ!」
  ケンくんとおっさん頑張っていじめっこ達を追い払う。
女性「(泣きながら)ありがとうございます」
ケンくん「かっこいいぜおっさん」
ヒヨコ「ぴよぴよ」
                 おわり
#140/2012.05.21 C(3) [text]
-@ : おっさんはきみの町にも来るかもしれません(◉◞౪◟◉`)
tt@ : うぉおめっちゃいい読みたい 漫画になりますか?
kr@ : なぜなら、魔法少女はみんなの心の中にいるのですから…
その昔これを映像化する企画があったとかなかったとか いつかきっと
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